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集中とADHD

ADHDと感情の起伏

centered space 創業者実体験をもとに読了 7 分

ADHDといえば集中の話ばかりされます。感情が前触れなく全開で届くこと、小さな批判が一日をまるごと潰すこと、大丈夫だった状態から完全にだめになるまで4分ほどしかかからないことは、あまり語られません。

短い答え

感情の調整の難しさはADHDの別の問題ではなく、中心的な部分です。注意に影響する実行機能の違いが、感情がどれだけ速く届き、どれだけうまく和らげられるかにも影響します。感情は速く届き、高く上がり、収まるまで時間がかかりがちです。役に立つのは、早く気づくこと(感情が名づけられる前に体が信号を出しています)、考える前に体で強さを下げること、そして圧倒される感じを人格の問題ではなく負荷の問題として扱うことです。

これはあなたの性格の欠陥ではなく、症状の一部です

感情の調整の難しさは診断基準には載っていないので、多くの人が自分の激しさをADHDとは別の性格の欠陥だと思い込んでいます。そうではありません。臨床の文献では中心的な特徴として広く認められています。注意を保つことを難しくする同じ実行機能の違いが、感情を少し距離を置いて見きわめることも難しくしています。

実際には三つのかたちで現れます。

  1. 速さ。きっかけから感情が全開になるまでの助走がほとんどありません。他の人が「少しいらついた」と言う頃には、もう真っただ中にいます。
  2. 大きさ。感情が出来事に見合わない大きさで届き、その場でそれに気づいていても助けにはなりません。
  3. 長さ。収まるまでに時間がかかります。出来事は1時間前に終わっているのに、体にはまだ伝わっていません。

拒絶に対する敏感さ

多くのADHDの人が、批判や拒絶と感じたことに対して、実際の内容とは釣り合わない、体ごと来るような反応を語ります。これは一般に「拒絶感受性ジスフォリア(RSD)」と呼ばれます。正式な診断名ではなく、臨床の現場でよく使われる呼び名だと知っておく価値がありますが、そこが指している体験は本物で、とてもよくあります。

ここでいちばん役に立つのは、反応を言い聞かせて止めることではありません。それは渦の最中にはほとんど効きません。役に立つのは返す前に間をつくることです。拒絶感受性がもたらす深刻な結果のほとんどは、最初の10分に送った・言った・辞めた何かから来ています。間を広げることが、ここでいちばん効くスキルです。

いちばん被害を減らせるルール

大事なことは最初の1時間には送らないでください。返信を書く必要があるなら書いていいですが、送れない場所に置いておいてください。明日読んでもまだ正しいなら、明日送ってください。

圧倒される感じとシャットダウン

ADHDの圧倒される感じは、たいていストレスのようには感じられません。急に力を失う感じに近く、やることの一覧がリストではなくひとつの壁になって、体が止まります。外からは怠けや回避に見えることがありますが、内側ではむしろ、これ以上入力を受けつけない仕組みに近いものです。

負荷の問題として扱ってください。負荷の問題は言い聞かせるのではなく、減らすものです。

  1. まず全部、頭の外に出す。整理されていない一覧を作業記憶に保持していること自体が、壁を作っています。頭の中を出すは5分で、確実に壁を小さくします。
  2. 正しいものではなく、ひとつを選ぶ。最適なものを選ぶことは、それ自体がもうひとつの作業です。何でもいいから始めれば、フリーズは崩れます。
  3. 計画する前に、動く。2分の体を動かすことは、さらに20分見つめ続けるより多くの実行機能を返してくれます。
  4. 地味な理由を確かめる。空腹、怒り、孤独、疲れは、総崩れのかなりの割合を、ばつが悪くなるほど説明します。

まず体で気づく

いちばん役に立つスキルは、早めの警告を自分に確保しておくことです。感情が自分に名前を教えてくれるのは遅く、体は早く合図を出します。顎、肩、胸、手や脚の落ち着かなさ。ほとんどの人には、まだ意識して見つけたことのない確かな兆しがひとつあります。

自分の兆しを見つける手間は値打ちがあります。10段階の4で気づけた高ぶりは対応できますが、同じ高ぶりが9になってからでは違います。ボディスキャンは自分の信号を学ぶ方法で、気づいたときに感情に名前をつけることは、測れるほど熱を取ってくれます。

波のいちばん高いところで、何をするか

強さが高いときは、理屈のいることは飛ばしてください。体を使って、速く動きます。

  1. 長い吐く息。生理的ため息 — 二回吸って、長くひと息で吐く — は、ほとんどの人にとっていちばん速いてこです。
  2. 冷たく、急に。顔や手首に冷たい水。ぶっきらぼうですが、渦を断ち切ります。
  3. 放出する。階段、早歩き、動く準備をしたエネルギーに行き先を与えるものなら何でも。
  4. その場を離れる。物理的な環境を変えると、注意に何が流れ込むかも変わります。

捉え直しや問題解決、むずかしい会話といった考える作業は、強さが5くらいまで戻ってから取っておいてください。効かないのではなく、その渦のいちばん高いところでは効かないのです。

ドーパミンの話がどこにつながるか

感情の強さと、すぐの刺激に引かれることは関係しています。どちらも、ADHDの脳での報酬と調整の働き方にさかのぼります。感情が届いた瞬間にスマホやおやつ、買い物に手が伸びてしまうことがいちばんの悩みなら、自然にドーパミンを増やす方法衝動サーフが、その側面に直接働きかけます。

きちんとした支援を受けること

ここに書いたことは、評価や治療の代わりにはなりません。ADHDを疑っていてまだ評価を受けていないなら、それがいちばん価値のある一歩です。薬、心理療法、コーチングにはどれも確かな根拠があり、自己管理はその上に重ねたときのほうが、代わりに行うときよりずっとよく働きます。

大丈夫からだめになるまでの、4分間のために。

centered space は、まさにこの瞬間のためにあります。波が高まる前に開ける、短くガイド付きの道具を、同じ脳を持つ人がつくりました。

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よくある質問

感情の調整の難しさはADHDの一部ですか。

はい。正式な診断基準には載っていませんが、感情の調整の難しさは臨床の文献でADHDの中心的な特徴として広く認められています。注意に影響する実行機能の違いが、感情がどれだけ速く届き、どれだけ高く上がり、収まるまでどれだけかかるかにも影響します。

拒絶感受性ジスフォリアとは何ですか。

多くのADHDの人が語る、批判や拒絶と感じたことへの、強く、しばしば体ごと来るような反応のことです。正式な診断名ではなく臨床でよく使われる呼び名ですが、体験そのものは本物でよくあります。いちばん確かな対策は、返す前に間をつくることです。被害の多くは最初の10分に起きるからです。

ADHDで圧倒されるとなぜシャットダウンするのですか。

ADHDの圧倒される感じは、ストレスというより急な力の喪失として現れがちです。やることの一覧が個別の項目ではなく、ひとつの壁になってしまいます。負荷の問題として扱うのがいちばんです。全部を頭の外に紙に出し、最適なものではなくどれか一つを選び、計画する前に体を動かしてください。

ADHDの感情に、その場で何が効きますか。

強さが高いときは、考える方法より体を使う方法です。長い吐く息、顔への冷たい水、エネルギーを放出する動き、その場を離れること。捉え直しや問題解決は、強さが5くらいまで下がってから取っておいてください。ピークではまだ十分に使える実行機能が要るからです。

これは医療上の助言ではありません。一般的なウェルネスの手法であり、医学的・精神的な状態の治療ではありません。不安や気分の落ち込み、頭から離れない考えが日常生活に影響しているなら、医師や専門家に相談してください。危機的な状況では、お住まいの地域の緊急連絡先や相談窓口に連絡してください。